そんな試行錯誤を繰り返しながらの動画配信だったが、まずは16社を配信した。フタをあけてみれば評判は上々。パナソニックなど大手企業のバイヤーへのアンケート調査でも「製品の良さが直感的にわかる」と高い評価を得た。実際、東京や新潟など、これまで縁もゆかりもなかった地域からの問い合わせが相次いだ。 「いきなり350万円の装置の受注が来たり、配信を開始してから約2ヵ月の短い実験期間で8件も商談がまとまった」(福崎文伸・近畿経産局産業部創業・経営支援課長)と、その効果に企画した当の本人も驚いたほどだ。もちろん米国や台湾など、海外の企業からも引き合いがあった。これまでのような営業マンによる地道な営業活動では、ありえない効果である。